日本映画テレビプロデューサー協会は、2007年から始まった「国際ドラマフェスティバル」から実行委員会の中心メンバーとして活動しています。

第1回「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2007」 開催の趣旨

 2007年現在、 日本の放送番組制作には2兆円超の制作費が投じられています。
その一方で、 海外への番組販売についてみると、 全ジャンルで年間100億円、 うちテレビドラマは30億円程度にとどまっています。

日本では、 韓国や中国のドラマが地上放送・衛星放送で盛んに放送され、 多くの視聴者の関心を集めています。 その背景には、 これらアジア各国が国策的にテレビ番組に対する援助を行い海外進出を進めていることが挙げられます。

また、 韓国や中国では、 この種の国際コンテストやアウォードを展開しアジアや欧米の放送関係者の招聘を積極的に進めることにより、 自国の番組制作社にインセンティブを与えるとともに、 コンテンツ流通の促進を図っており、 この面では日本は大きく出遅れている観があります。

こうした状況から、 日本のテレビドラマの海外発信の第一歩として 「国際ドラマフェスティバル」 を創設し、 日本のテレビドラマの国際競争力を高める環境を作るとともに、 将来的にはアジアを代表するフェスティバルに成長させることを目標としています。

今後、 民放連・NHK・映連を中心に、 放送局、 ドラマコンテンツ制作企業等、 関係者が一丸となって、 このフェスティバルのプレゼンスを向上させ、 アジアにおけるテレビドラマフェスティバルの中心的な存在とし、 さらに世界的な認知を得ることにより、 コンテンツマーケットとしての役割も果たせる形を目指します。

各国の作品を招聘して、 上映し顕彰するだけでなく、 共同制作のあり方や、 制作者同士の交流についてのシンポジウムなどを積極的に行うことで、 真の文化交流の礎を築き、 且つ映像産業の振興を図り活発化させることにより、 コンテンツ流通が促進される道を拓くイベントとして、 将来に亘ってその存在意義を高めんとするものです。

「国際ドラマフェスティバル」 設立の背景

「JAPAN国際コンテンツフェスティバル (コ・フェスタ)」 が、 2007年9月19日 (水) から10月28日 (日) にかけて、 映像産業振興機構 (VIPO) が運営の中心となり、 東京ほか首都圏各地で開催されまました。

【主な目的】

日本の各分野におけるコンテンツが相互に連携して全世界に向けて発信し、 世界中のコンテンツやコンテンツ関係者が一度に日本の多くのコンテンツに触れる機会を提供すること。
アジアを中心とした世界のコンテンツやコンテンツ関係者の新たな交流の場にし、 国際共同製作や国際ビジネス交流に結びつけること。

【経緯】

  これまで 「東京国際映画祭」 や 「東京ゲームショウ」 など、 コンテンツの発信イペントが個別に開催されてきました。 この度、 これらコンテンツ関連イベントを拡充するとともに、 新規イベントも立ち上げることとなりました。
同時期に各種のイベントを開催することにより、 フェスティバル全体としての規模拡大を図ろうとするイベントがコ・フェスタです。
一方、 有力なコンテンツである 「日本のテレビドラマ」 については、 国際的な形のフェスティバルやコンテストが日本にはありませんでした。
そこで、 コ・フェスタのスタートに合わせ、 そのオフィシャルイベントのひとつとして、 「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2007」 を開催することとなったものです。

 

2007年の第1回は、 「キックオフの年」 と位置付け、 以降、 幅広い関係者の理解を得ながら拡充を図り、年ごとにステップ・アップしていくというコンセプトのもと、進められています。

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