日本映画テレビプロデューサー協会 華やかに2005年エランドール賞授賞式開催!!
 2月17日 (木) 新宿・京王プラザホテル・エミネンスホールで 「2005年エランドール賞授賞式」 が開催されました。
 協会が 「日本映画製作者協会」 として発足したのが1954年。 その年の 「年忘れパーティー」 が 「新春パーティー」 に、 「新人俳優の表彰制度」 が後の 「エランドール新人賞」 へと名称は変わりましたが、 第一回受賞者は、――池内淳子・石原裕次郎・川口浩・草薙幸二郎・白川由美・杉田弘子・高倉健の皆さんでした。
 この行事は、 協会の<顔>として半世紀にわたって休むことなく続けられ昨年は、 晴れやかに創立50周年を迎えたのです。
 司会はおなじみの小林大輔さん。 演奏は永田勝子さんです。
 冒頭、 杉田成道協会長の開会の挨拶があり、 来賓の祝辞は、 文化庁文化部芸術文化課の西阪昇課長と、 工藤英博(社)全日本テレビ番組製作者連盟理事長にご挨拶をいただきました。
 そして、 放送批評懇談会の志賀信夫理事長の乾杯の音頭によって、 いよいよ華麗なる授賞式はスタートを切ったのです。


杉田成道会長


文化庁西阪昇課長

工藤英博理事長

黒木和雄監督

小林正彦専務

野澤由紀子さん
 
 まず、 「エランドール特別賞」 の授与は、 協会副会長の坂上順東映常務取締役より、 今年度 「美しい夏キリシマ」 と 「父と暮せば」 で秀作を連打したベテランの黒木和雄監督に贈られました。
 続いて、 多年に渡り、 日本映画・テレビ界で活躍し、 昨年は五夜連続の 「弟」 を放映し、 見事な成果を上げた石原プロモーションの小林正彦専務に授与されました。
 そしてその急逝が多くの人々に惜しまれた作家・脚本家の故・野沢尚さんの奥様野澤由紀子さんに特別賞が贈られたのです。
 プレゼンターも女優のエリカさん、 男優の三浦友和さん、 監督の鶴橋康夫さんがお祝の花束をお渡ししました。
 続いて、 「エランドール作品賞」 は、 映画部門は85億を超える興収を上げた 「世界の中心で、 愛をさけぶ」、 テレビドラマは25年振りに連続ドラマとして復活した 「白い巨塔」 が受賞し、 各々代表として春名慶氏と和田行氏が協会副会長の黒井和男角川映画社長より授与され、 次いで 「TV・Taro賞」 と 「TVガイド賞」 が手渡されプレゼンターとして野川由美子さんが壇上にのぼりました。

長澤まさみさん 山本耕史さん 伊東美咲さん 成宮寛貴さん 石原さとみさん

三浦友和さん

浅野ゆう子さん

船越英一郎さん

野川由美子さん

三谷幸喜さん

白石加代子さん

 続いて、 ひときわ高鳴るファンファーレと共に栄誉ある 「エランドール新人賞」 の授与式です。
 トップに石原さとみさん、 成宮寛貴さん、 伊東美咲さん、 山本耕史さん、 長澤まさみさんと現在、 芸能界でもっともその活躍が注目され、 今後の飛躍が期待されるメンバーに杉田成道協会長より表彰状とトロフィーが手渡されました。
 又、 それぞれの受賞者へお祝いにかけつけたプレゼンターの女優の浅野ゆう子さん、 脚本家の北川悦吏子さん、 女優の白石加代子さん、 脚本家の三谷幸喜さん、 プロデューサーの伊與田英徳さんから花束が手渡されました。
 そして最後に 「エランドール・プロデューサー賞 (児井・田中賞)」 の授与式が行われ、 今年から 「プロデューサー奨励賞」 も設けられ、 映画部門は 「世界の中心で、 愛をさけぶ」 の市川南さん。 奨励賞は 「スウィングガールズ」 の桝井省志さんが受賞されました。
 又、 テレビドラマ部門では、 NHK大河ドラマに新風を吹き込んだ 「新選組!」 の吉川幸司さん、 奨励賞はNTV 「たったひとつのたからもの」 の前田伸一郎さん、 CXの 「Dr・コトー診療所2004」 の土屋健さんが受賞されました。
 そしてプレゼンターも、 長澤まさみさん、 矢口史靖監督、 田丸麻紀さん、 船越英一郎さん、 筧利夫さんの皆さんが駆けつけてくれ、 なごやかな中にも華やかに、 最後には協会名物の楽しい 「福引き大会」 が行われ、 大盛況裡に無事幕を閉じました。
 皆様に心よりお礼を申し上げます。

市川南さん

前田伸一郎さん

吉川幸司さん

桝井省志さん

土屋健さん