ALL NIPPON PRODUCERS ASSOCIATON
フェスタ委員会からセミナー委員会へ
セミナー委員会 委員長   西村 与志木 (NHK) 

 4年間にわたって開かれてきたプロデューサー協会の活動の大きな柱の一つであった 「プロデューサーズ・フェスタ」 を抜本的に見直し更なる発展を図ろうと議論を重ねてきましたが、 ここにひとつの方向性が見えてきましたのでご報告したいと思います。
 7月6日、 第1回セミナー委員会 (この場でフェスタ委員会からセミナー委員会に改称) が開かれ以下のような論議がなされました。 さらにこれについては7月15日の理事会に諮り承認されました。
 従来、 開かれてきた 「プロデューサーズ・フェスタ」 を二つに分ける。 ひとつはパネルデイスカッションや出会いの広場、 「ヒットメーカー」 を 「プロデューサーセミナー」 とし新会場で開催する。 もうひとつは若い役者さん対象に行っていた 「ワークショップ」 を 「アクターズセミナー」 として別途に催す。 またこれとは別に協会員向けの 「研修セミナー」 を随時、 開催する。
 セミナー委員会はこれらの3つのセミナーを活動の柱とする。
(1) プロデューサーセミナー
* 将来、 プロデューサーなどこの業界を目指す学生、 専門学校生徒をメインの対象とし、 「プロデューサーとは何か、 この業界が目指しているものは何か」 など若者たちに夢を与えられるセミナーとする
* 2004年は開かず、 「2005年の夏までに開催」 を目標に今年は準備期間とする。
* 「ヒットメーカー」 はこのセミナーの中で行う。
* 2005年開催に関する場所、 時期は次回の委員会で決める。
(2) アクターズセミナー
* 若手の役者とプロデューサーの出会いのチャンスという意味合いも込めて従来の 「ワークショップ」 を引き継ぐ形とする。
* プロデューサーセミナーと切り離し2004年に単独で開く。
* 現在、 11月28日、 東放学園を仮押さえしている。
* オーデション的意味合いをどこまで持たせるかは検討する。
(3) 研修セミナー
* これからますます複雑化するメディア状況を踏まえながら、 協会員を対象に 「実際に役立つ」 セミナーを開く。
* 「著作権委員会」 「国際交流委員会」 などとも連携を取りながらセミナ−を計画する。
* 協会員同士が講師となることも含め、 協会員相互の交流も図る。
以上のセミナーを開くことで、 プロデューサー協会の活性化とその存在を世の中にアピールしていく一助になればと思っております。 皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
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