◆日 時/2016年10月14日(金)
10時30分~17時30分(受付開始10時)
◆会 場/映像産業振興機構(VIPO)
東京都中央区築地4-1-1
東劇ビル2Fホール
◆主 催/一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会
◆協 力/映像産業振興機構(VIPO)
◆参加費/5,000円(定員60名予定)
◆年齢制限/18歳以上
◆書類審査あり
○第一部「ワークショップ」10時30分~12時30分
講師/中島 悟(なかじま さとる)
日本テレビ制作局 チーフディレクター
1957年新潟生まれ。アベクカンパニーを経て2008年日本テレビ入社。
主な演出作品は、「GTO」(1998)、「ホットマン」(2003)、「喰いタン」(2006)、「怪物くん」(2010)、「デカワンコ」(2011)、「きょうは会社休みます。」(2014)、「世界一難しい恋」(2016)ほか多数。
休憩/12時30分~13時
○第二部「アクターズセミナー賞選定オーディション」13時~16時
いよいよ自己アピールの場です。2分30秒以内で自由に演技を行って下さい。課題はなし。審査員は業界を代表する映画会社、テレビ局のプロデューサーたち。参加者の演技を見て評価採点を行います。
○第三部「出会いの広場」16時~17時
審査員と当協会のプロデューサー、ndjcプロデューサー、監督が、会場にて参加者と直接語り合う交流の場です。自由な意見交換ができます。
○第四部「結果発表・表彰式」17時~17時30分
オーディションの講評及び、厳正なる審査により選定した優秀者を発表します。優秀者には『日本映画テレビプロデューサー協会アクターズセミナー賞』賞状、ヒラタ基金より副賞のトロフィーが授与されます。また翌年2月に開催される「エランドール賞パーティー」の会場においても受賞者を発表紹介いたします。
審査委員長 富山省吾(日本映画テレビプロデューサー協会副会長) 審査員 阿部謙三(東宝)、佐藤 現(東映ビデオ)、石塚慶生(松竹)、吉田憲一(日活)、片山 宣(KADOKAWA)、内田ゆき(NHKエンタープライズ)、河野英裕(NTV)、西河喜美子(EX)、渡瀬暁彦(TBS)、阿部真士(TX)、林 徹(CX)、中島 悟(NTV)※都合により変更となる場合がございます。
日時:平成28年11月7日(月) 午後3時~5時
場所:EXシアター六本木 東京都港区西麻布1-2-9
アクセス・日比谷線&大江戸線 六本木駅から徒歩5分
・千代田線 乃木坂駅から徒歩8分
・南北線 麻布十番駅から徒歩11分
・都バス 渋谷⇔新橋 都01系統『EXシアター前』降りてすぐ
概要:2015年7月~2016年6月までに放送された「連続ドラマ」「単発ドラマ」のなかから、海外へ売れる作品を選出し贈賞する。その他「海外作品特別賞」「主演男優・女優賞」「助演男優・女優賞」「脚本賞」「演出賞」等の各部門についても表彰を行う。
日時:平成28年11月8日(火) 時間未定
場所:千代田放送会館 東京都千代田区紀尾井町1-1
アクセス・地下鉄赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)D出口から徒歩約10分
・地下鉄永田町駅(半蔵門線・有楽町線・南北線)各出口から徒歩約2〜8分
・地下鉄麹町駅(有楽町線)1番出口から徒歩約6分
概要:「東京ドラマアウォード2016」の「海外作品特別賞」を受賞した各国のドラマ制作者によるトークセッションを予定。
2016年8月1日(月)10時、スーパーハイビジョン(4K&8Kの総称、以下SHVと表記)の試験放送が開始された。東京渋谷のNHK放送センター4階正面玄関ロビーには、240インチモニターとスピーカーを設置。約3300万画素の超高精細映像(ハイビジョンは約200万画素)が、放送開始セレモニーに参加した人々を魅了していました。試験放送は、2018年の実用放送開始まで実施される。NHK各放送局では試験放送の受信装置が設置され、視聴者の皆さんに気軽に次世代テレビを体験していただけるようにしている。放送は、午前10時から午後5時まで。紀行番組、ドキュメンタリー、音楽番組、自然科学番組、ドラマ、美術アート番組、スポーツなど、多彩な番組を編成している。ドラマでは現在、「55歳からのハローライフ(4K)」が放送されている。ハイビジョン映像より、より艶やかな映像美、陰影のリアルさ、俳優陣の微妙な演技もきめ細かに映し出している。
さて、試験放送も始まり、2018年にBSで実用放送開始することが総務省発表のロードマップに記されている。2020年の東京オリンピックでは本格普及に向け各業界が大きく動く中、現在4Kドラマを開発しているNHK編成局コンテンツ開発センターのチーフ・プロデューサー土屋勝裕氏に現場の声を聞いてみた。
『特集ドラマ「絆~走れ奇跡の子馬~」(2017年3月放送予定)を制作しています。被災した家族が、残された子馬を競走馬へ育てていく中で、家族の絆や地域の絆を取り戻していく物語。撮影は、福島県南相馬市の野馬追祭りに合わせ、今年の夏に福島で行い、牧場場面などは北海道でロケをしました。4Kで撮影された美しい風景は4Kの真骨頂が発揮され、臨場感あふれる映像が視聴者をドラマの空間へ引き込んでくれると思います。家族のグループショットでもそれぞれの表情が鮮明に映されることで、カット数も少なくなり大画面の良さを活かした映画のような演出になっています。4Kの課題としては、データ量が多いので、現場でバックアップに時間がかかり、収録スピードが落ちてしまうこと。馬の走りなどのCG制作などでは仕上げまでの時間がかかってしまうこと。質感までも感じられる映像なので、美術的にリアリティを出す労力が今まで以上に求められることなどがあります。ですが、ドラマの題材とマッチすれば、4Kは映像表現の可能性を広げ、新しいドラマを生み出す魅力を感じました。』
試験放送も始まり、SHVの時代はもうすぐ! 実用放送に向け、多くの番組ソフトが望まれていく中、様々なジャンルの番組制作が本格的に動き出している。現場では、演出的、技術的にも様々な試行錯誤を重ね、SHVならではの良作の制作に心血が注がれている。
〈報 告〉 NHKドラマ番組部 山本 敏彦
映画『疾風ロンド』
感染症研究所から細菌兵器を盗みだし雪山に仕掛けた犯人が、「隠し場所を教えてほしければ、3億円用意しろ」と研究所長を脅迫。ハードな交渉戦が繰り広げられると思いきや、犯人がトラックに轢かれてあっさり死亡! 交渉相手がいなくなって困った研究所長に無茶振りされた主任研究員が細菌兵器を探しに行き、スキー場にいる人々が巻き込まれていく映画、それが「疾風ロンド」です。
原作は東野圭吾さんのベストセラーで、「衝撃」ならぬ「笑劇」のサスペンスという今まであまりなかったジャンル感の映画にチャレンジできるのではと思い、蛮勇をふるい、映画化権をいただきにいきました。
「サスペンスなのに笑える映画」を成立させるのは難しいということは薄々わかっていたので、「それぞれを得意な方と進めていくしかない!」とサスペンス部分は「相棒」シリーズの脚本を書いたハセベバクシンオーさんに、ユーモア部分を「サラリーマンNEO」「あまちゃん」の吉田照幸監督に担っていただきました。
脚本ができ、キャスティング。主演の息子とうまくいってない主任研究員役には阿部寛さん、正義感の強いスキー場パトロール役に大倉忠義さん、スランプに悩むスノーボード選手に大島優子さん、ほかにもムロツヨシさん、堀内敬子さん、戸次重幸さん、濱田龍臣さん、志尊淳さん、野間口徹さん、麻生祐未さん、生瀬勝久さん、柄本明さんなどなど、実力と人気を兼ね備えた方々が出演してくださいました。
撮影は今年の2月から4月にかけて行い、雪山パートは長野県の野沢温泉スキー場をお借りしました。寒い日はマイナス10度を超え、お弁当も味噌汁も二口目からは冷たくなるような時もありましたが、「何故、こんな寒い日にさらに気温の低い山頂に登って撮影をしなくてはならないのか」という不満の声もなく、和気藹々と撮影を進めてくださったスタッフ・キャストの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、ハイシーズンの中、村をあげて協力してくださった野沢温泉村の方々にもこの場を借りてお礼申し上げます。
なんだか、紙面を借りての御礼大会になってしまいましたので、最後に見どころを。予測不可能な二転三転するストーリー、雪山の壮大で美しい映像、多彩なキャスト、吉田監督の作り出す独特の間の演出、そして空撮や様々な種類の小型カメラで撮ったスキーやスノーボードの滑降シーン(これは、見たことがない画になっていると思います)など、映画館で見ていただきたい映画になりました。チャレンジしたサスペンスとコメディの融合ができたのかも、皆様の目でお確かめいただけたら幸いです。
映画「疾風ロンド」11月26日土曜日公開です。
新人時代というと、NHKの地方局での4年間から「上がって」きた後の、渋谷・放送センターのドラマ番組部での勤務ということになると思います。平成11年、香盤表が手書きからエクセルに変わりはじめた頃です。
まるで学校のように、1年上・2年上からキャリア30年を超えるベテランまで先輩がいて、かわいがって頂いた毎日でした。ただ生来のんびり屋なうえに気が利かない私は、本当に失敗が多く、情けなくてしょっちゅう泣いていました。泣かなくなるまで5年かそこらはかかったと思います。
NHKの場合、当時は数年間の助監督修業が必須でした。さらにクランクインのときに演出部でも終盤は制作部、などということは当たり前。作り物の原稿を書きながら、ロケ場所候補の写真を整理する、という具合です。撮影現場のことは一通りできるようになるのが目標で、言われたことをこなすのに精一杯の毎日でした。
いろいろなドラマの班に入りましたが、新人時代で印象が強いのは、やはりNHKならではの「朝ドラ」です。撮影だけで9ヶ月以上。準備も含めると、ざっと1年は同じ班員で過ごします。下っ端の助監督まで脚本家との打ち合わせに加えてもらい、ごく小さなアイデアを内容に活かしてもらったのも初めてのことでした。
今から15年以上前のことで、女性スタッフはほとんどおらず、私は若いヒロインのお姉さんとして支えるように、というお達しでした。しかし、自分のことさえ満足にできない私がもたもたしている間に、ドラマの中で結婚して子どもまで生んだヒロインは急成長。こちらが逆に心配される体たらくでした。
我ながらどうなることかと思っていましたが、番組を作っては放送するうちに、いつの間にか、チームメンバーの大半は若き後輩たちに。当時の自分よりはるかにしっかりしている彼らに、驚かされるばかりです。
2017年エランドール賞 授賞式・新春パーティーのお知らせ
日時/2017年2月2日(木)18時受付
18時30分開会 20時30分閉会予定
会場/新宿京王プラザホテル南館5階
エミネンスホール(立食形式)
詳細は次号でお知らせ致します。
第61回 プロデューサー協会 ゴルフ会開催のお知らせ
秋の親睦ゴルフ会を次により開催致します。ぜひご参加下さい。
《日時》平成28年11月26日(土曜)
競技方法 新ぺリア方式
8時30分集合 ◎8時56分 インスタート(5組予定)
《場所》越生ゴルフクラブ
〒355-0354 埼玉県比企郡ときがわ町大字番匠61 電話/0493-65-1141
関越自動車道鶴ヶ島インター下車15分、東武東上線坂戸駅下車、クラブバスあり
《会費》23,000円予定(プレー費、パーティー費、賞品代含む)
《締切》11月13日(日曜)事務局必着
※初めて参加される方は事務局までご連絡下さい。
一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会 親睦委員会 電話/03-5338-1235