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第5回 プロデューサーズカフェ

cafe05-2008.11

TBS 遠藤 環
 11月13日午後4時から、TBSセミナー室において、講師に貴島誠一郎、瀬戸口克陽(共にTBS)を迎え行われた。参加者は40名を超える盛況であった。
  テーマとなっていた「ドラマの過去と未来」では、貴島Pが70年代からのドラマの流れをざっと説明しながら、どうドラマを作って来たかを語り、未来については、テレビのサイクルから言っても、再びドラマ全盛時代が来るのではと予想。瀬戸口Pは「アラフォー」制作のきっかけになった興味深い話を出し、所々貴島Pが的確な質問を投げかける等、二人のコンビトークが冴えわたった。
  続いてのテーマ「原作ものとオリジナルもの」では、瀬戸口Pが「視聴者にとって面白いものであれば、どちらでも良い、大事なのは視聴者」と語り、貴島Pは「社会現象を織り込めるオリジナルドラマが出るのは、健全な時代」と冷静に分析した。また、原作ものであっても、原作を遥かに凌駕する脚色の発想力がプロデューサーと脚本家に必要である事、そして、編成も役者事務所もオリジナルドラマの企画に対して、もっと想像力を働かせて欲しいとの現場的発言も出て、参加者を唸らせた。
  質疑応答も活発に行われ、余談ですがと言いながら、「私は貝になりたい」制作Pの瀬戸口が、脚本家の大御所橋本忍氏と繰り広げた苦難の交渉の話を熱く語り、参加者は皆、興味津々耳をかたむけた。
  予定していた2時間もあっという間に過ぎ、有意義なイベントであったと思う。今後とも、発展して行く事が望まれる。







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