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プロデューサーズカフェ 冬 (2008年3月)

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今回は あの亀山千広氏を招いて お台場フジテレビにて開催決定!

日 時  3月14日(金) 18:45~
場 所  お台場 フジテレビ 本社 オフィスタワー12階 編成第一会議室
ゲスト  亀山千広 (フジテレビ 執行役員常務 映画事業局長)
テーマ  垣根を越えた映像界 その中でのプロデュース

☆次世代のプロデューサーを育てたい!

邦画バブルとも言われるほど、近来にない活況を呈している映画業界。
放送という限界産業から多角的なソフト制作集団として変化を迫られているテレビ業界。
映像の世界は我々の思っている以上の速さで変化しているのです。
多角的な視点を持ったプロデューサーというものが、今ほど求められている時代はありません。
この時代のニーズに応じるべく、日本映画テレビプロデューサー協会が本年度より新たに企画したのがこの 「プロデューサーズ・カフェ」。
 映画・テレビ業界のヒットメーカー=映像界の経験豊富なプロデューサーを招いて、若いプロデューサーたち又は次のステップを目指している者たちを前に映像制作にかけるその情熱と熱意を、その経験と技術と共に大いに、余すところなく語って頂きます。
但し「プロデューサーズ・カフェ」は大人数を集めて一方通行的に行われる、いわゆる ;講演会;ではなく、少人数の中(20~30名)、ゲストと参加者が自由に語り合い、自らの創作に生かせる刺激を与え合える会、まさしく映像制作者のための“カフェ”なのです。

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フジテレビ ドラマ制作センター  小寺 尚

映像界のヒットメーカー=経験豊富なプロデューサーを招いて、 若いプロデューサーたち又は次のステップを目指している者たちを前に映像制作にかける情熱と熱意を、 その経験と技術と共に大いに語って頂く会、 「プロデューサーズ・カフェ」。
その第三回となる今回は 「垣根を越えた映像界 その中でのプロデュース」 と題し、 フジテレビで3月14日 (金) に行われました。 ゲストにお招きしたのはフジテレビ 執行役員常務 映画事業局長 亀山千広氏。 言わずと知れたこのヒットメーカーを前に男女総勢33名、 協会所属の各社から様々な人達が集まりました。
「邦画バブルといわれていますが…」 という刺激的な話からスタートしたこの会は亀山氏の映画を中心とした映像業界の現状分析から、 その中でプロデューサーとはという論へと展開して行き、 その折々に 「踊る大捜査線」 を含む数々の大ヒット作の裏話だけでなく、 自らの作品に対する反省点さえも忌憚無く語って頂きました。
曰く、 マーケットとして現在ある全ての劇場から換算される座席数を見ると、 それら全てが埋まれば1兆円規模とも成り得る潜在性を秘めており、 十分ではないが数々の大ヒット作が業界全体の底上げをしている為、 バブルという印象を与えていると思われる。 このような中でプロデューサーに求められるのは何を作りたいかというビジョンとそれを実現させる為のイマジネーションをどれだけ持っているかということ。 自分が出来ない時は、 才能のある者を見きわめて、 ノセて、 その人にやらせてしまう、 ある種詐欺師の才能(?!)=プレゼン能力も必要である。 特に印象的だったのはどの論点にも必ず"お客さん"にという言葉が入っていたことでした。 クリエーターとして 「面白い」 ものを作るのは当たり前、 プロデューサーはその次の段階、 お客さんに 「面白そう」 だと思わせるにはどのような事をする必要があるのかを考えなければいけない。 又お客さんとメディアとの距離感が人々に多大な影響を与えており、 その観点からメディアを3㎜、 30cm、 3m、 30mと距離感で4つに分類すると……。
ここから"カフェ"ならではの展開があるのですが残念ながら字数が足らず、 結局約二時間にも及んだこの会をどのように伝えましょう?そう、 ストーンズやU2、 普段アリーナでしか演奏しないビッグアーティストが一夜だけ行うライブハウスでのギグ。 あの興奮を想像してみて下さい。 これぞまさに……ってカフェじゃないの!?






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