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プロデューサーズカフェ 第9回

■「メガヒット映画の創り方」(映画「永遠の0」)
2015/3/6(金) 19時~20時30分
NHKエンタープライズ2階第1会議室
第9回カフェ20150306講師2
上田太地(東宝)
筒井竜平(アミューズ)
守屋圭一郎(ロボット)


いま最も活躍しているクリエイターをお招きして、若い協会員やこれから協会に入って欲しい若いプロデューサーたちと自由に語り合い、創作の刺激を与えあう「第9回プロデューサーズ・カフェ」を実施しました。
今回は「メガヒット映画の創り方」と題して映画「永遠の0」を作った、上田太地・東宝エグゼクティブプロデューサー、筒井竜平(株)ミューズ プロデューサー、守屋圭一郎(株)ボット プロデューサーの3人が講師です。
3月6日(金)9時から20時30分までNHKエンタープライズの第1会議室で開催して35人の参加者で盛り上がりました。講師の皆さんは今年のエランドール賞の映画部門プロデューサー賞の受賞者、さらに直前に映画「永遠の0」が第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれてまさにタイムリーな企画となりました。


 「永遠の0」は興行収入87億円で邦画ベストワンに輝き、洋画ベストワンの「アナと雪の女王」と共にメガヒットをとばしました。話は3人のプロデューサーが「企画」「制作」「広報展開」とすみ分けて上手くチームワークがとれたこと、ヒットの兆しは原作の売上が爆発的に伸びてきたことで確信したこと、CG主体だが零戦を1機作って、自然光のなかでの撮影にこだわってリアル感を出したことなど現場ならではの裏話で盛り上がりました。
さらに現在のシネコン中心の配給システムで社会現象化することでメガヒットが生まれる、しかし勝ち負けがはっきりして均一化してしまい上映作品の豊かさが守れるか、映画人口1.6億人で興行収入2千億円突破したものの高齢化が進み若者が来ない、映画とテレビ局の勝利の方程式を脅かすネットの進出、といった課題にまで話は及びました。




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