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プロデューサーズカフェ 第6回

テーマ:大河ドラマ「龍馬伝」の挑戦〜新しい歴史ドラマを目指して

第6回プロデューサーズ・カフェは、12月9日(木)、日本テレビのプレミアム大会議室で開催されました。
 「大河ドラマ『龍馬伝』の挑戦〜新しい歴史ドラマを目指して」をテーマに、最終回をむかえたばかりの「龍馬伝」の演出を手掛けた大友啓史さんと、プロデューサー岩谷可奈子さんによる、貴重なお話を、約1時間半に渡り伺いました。司会進行は、西村副会長が買って出てくださいました。
 出席者は約30名、若手からベテランまで、今年最大の話題作の立役者のお話に、興味津々でした。
 今回、とくに驚いたのは、大河ドラマだからと言って製作費が通常よりも多いというわけではなかったという事実。通常のドラマ制作と同様、もしくはそれよりも見積もりが苦しかったという岩谷プロデューサーのお話はなかなか興味深かったプロデューサーズカフェです。
 龍馬が日本全国を飛び回る話ですから、撮影もロケばかり。それだけでも、大変な予算編成になるのに、さらに船のシーンを毎回ロケしていては完全に破たんしてしまう。
 話しあった結果、船の先端部分をセットで作りこみ、CGを駆使することでロケなしでやり遂げたとのことでした。その中で、船の帆を揺らすのは、スタッフ総出で縄を引っ張っるという涙ぐましいアナログ方式の努力があったそうです。
 演出の大友さんが講演中、何度も口にしていたのは、チームの団結力。現場の誰一人としてオーバーワークへの不満など言わず、良いものを作ることだけを考えていたと。
プロデューサーズカフェ 大友啓史さんと、プロデューサー岩谷可奈子さん 撮影秘話、苦労話、裏話、公には語れない作り手同士ならではのお話に、参加者からの質問もなかなかやみませんでした。
 終了後、大友さん、岩谷さんには日本テレビの報道フロアをご覧いただき、散会となりました。
 「貴重なお話が聞けて刺激になった」と日本テレビ若手からはお礼のメールも届きました。
皆様、たいへんお疲れ様でした。
(日テレアックスオン 神蔵 克)





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