会報

2021.05.11

会報

No.487 2021年 4月号

2021年エランドール賞 新人賞 受賞コメント

伊藤 沙莉

このたびは第45回エランドール賞新人賞を受賞させていただき本当にありがとうございます。2020年度は私の中でも新しいことにチャレンジする機会に恵まれた1年でした。新しい役割や役柄というものに立ち向かった時に、自分がそれをどう乗り越えていくのか、自分で見ていても面白かったです。今後もどんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思いますし、観てくださっている方々を驚かせたり楽しませたりできる役者でありたいと思います。これからもよりいっそう精進して参りたいと思います。



上白石 萌音

デビューして今年で10年になりますが、ひとつひとつの現場で丁寧に監督が向き合ってくださり、共演の皆様に温かく心強く引っ張っていただいて、ワンカットワンカット、セリフのひとつひとつを積み重ねて今があるのだと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、同じ日に(同じオーディションから)デビューした浜辺美波ちゃんと、同じ回に受賞できたこともとても嬉しいです。これからも高みを目指して、いただいた賞に恥じないように頑張っていきたいと思います。



浜辺 美波

このたびはエランドール新人賞をいただきありがとうございます。約5年前からずっとこの賞に憧れを抱いていて、3年ほど前からは口に出して「この賞をとれるような女優さんになりたい」と言っていたので、ちょうど節目の二十歳の年にいただくことができて、すごく嬉しく思っています。ひとつ夢がかなったということで、またこれから先、新たな夢に向かって羽ばたいていければと思っています。このたびは素敵な賞をありがとうございました。



森 七菜

このたびは栄えある賞をいただきまして本当に嬉しく思います。自分のお芝居が誰かのもとに届いてそれが評価につながったことが本当に嬉しく、これからも頑張ろうという気持ちでいっぱいです。私が出演した作品の、お世話になったすべての方々、本当に感謝してもしきれない関係者の方々がたくさんいらっしゃいますので、私がこのように評価されることで皆さんにも恩返しができたならとても嬉しく思います。これからもこの賞にふさわしい俳優となれるよう精進して参りたいと思います。


(女性受賞者アイウエオ順)

賀来 賢人

エランドール賞新人賞をいただきました賀来賢人です。デビューして14年経ちますが、まだまだ僕も新人として伸びしろがあるんだ、というふうに今回の受賞を受け取りまして、これからももっともっといい作品に携わっていければいいなと思っております。去年1年いろんな作品に関わらせていただきましたが、本当にスタッフや周りの方々に助けられながら、多くの方に作品を観ていただき、たくさんの声もいただきました。こういう時代ですが、いっぱい作品を作ってたくさんの方に楽しいエンターテインメントを届けられるよう精進したいと思います。



北村 匠海

このたびはエランドール賞新人賞をいただきまして本当に嬉しいです。小さい頃からお芝居というものを通していろんな作品と出会ってきましたけど、ここ数年、本当に素敵な現場や素敵な作品に恵まれて、そして素敵な共演者の方々と楽しく作品を作っていく中でこういう賞をいただけたことを大変嬉しく思います。これからもお芝居を通していろんなことを伝えていけるよう、さらにいい役者になれるよう頑張っていきます。この賞にふさわしい役者となれるよう精進して進んでいければと思います。ありがとうございました。



窪田 正孝

このたびはエランドール賞新人賞をいただきまして大変光栄に思います。僕にとっても「エール」という作品はすごく大切な作品になりました。誰にとっても忘れられない2020年のなかで「エール」という作品を全うできたのは何といってもスタッフの皆さんと一緒だからこそできたことだと思いますので、本当に皆さんからいただいた賞だなと思っています。栄誉ある賞をいただき本当に嬉しいです。ありがとうございます。



成田 凌

映画「カツベン」という作品でこの賞をいただけたということが自分としては本当に嬉しいです。この作品は僕にとって初めての主演映画でしたが、周防正行監督をはじめ素晴らしいキャスト・スタッフの方々と一緒にこの作品に取り組むことができて、なおかつ新人賞というご褒美まで頂けて本当に嬉しく思います。新人賞は一度貰ったら今後は新人ではないと思うので、これまで以上に精進していきたいと思います。今、映画館が本当に大変な状況ですので、ぜひ応援して下さる皆さまには映画館で映画を見ていただきたいと思います。


(男性受賞者アイウエオ順)

只今撮影中

連続テレビ小説「おかえりモネ」

NHK 制作統括
吉永 証

去年2020年の春、朝ドラ「おかえりモネ」班のスタッフは、舞台となる宮城県に行くことができず、東京で粛々と準備を進めていました。コロナによる緊急事態宣言で、外出の自粛が求められていたからです。ようやく宣言が解除されてからは、気仙沼と登米の二手に分かれて、ロケハン・取材・準備に走りまわる日々。夏からは、衣装合わせや出演者の音楽レッスンが始まり、あっという間に秋を迎えました。 今回コロナで準備が遅れたことが響いて、秋からの全体の撮影開始を遅らせるか、かなり悩みましたが、結局は予定通りになりました。シリーズ前半に春夏のシーンがあったからです。宮城県は10月中旬から、木々が紅葉します。その前に、どうしてもロケを行う必要があり、バタバタと9月下旬にクランクインしました。 NHKのドラマは、コロナ対策は、主に産業医大の先生に指導していただいています。クランクイン前に美術・技術各セクションが参加して、リモートでレクチャーを受け、マスクや消毒グッズなどを準備、さらに撮影スタート時には、宮城のロケ現場に先生に来ていただいて、コロナ対策をチェック、感染者が出ないことを祈りながら、11月中旬までロケを敢行しました。 11月末から収録はスタジオに。コロナ対策は、スタジオ前に受付ゲートを設けて、衛生班が名簿で出入りをチェック、マスク配布、検温、消毒、スタジオ換気を行います。出演者は、基本本番以外はマスク着用です。飲食店が夜8時までの営業なので、局内の食堂も8時で終了。夕休憩の時間を気にしながらの収録になります。 そうした中、再び緊急事態宣言が発出されました。当初予定していた宮城ロケのスケジュール再度検討、ロケで予定していたシーンをセットや局内に持ち替えたりして、なんとか乗り切りました。その後、春からは、また、しばらくスタジオ収録です。 NHKでも、試写やMAがリモート化され、在宅勤務が推奨されています。ただ、ドラマ撮影の現場は、どうしてもキャスト・スタッフが現場に来て撮影しないと始まりません。近い将来、撮影のやり方が激変することもあるでしょうが、まだそれ以前です。ドラマ制作に携わっている皆さんも、きっと日々いろいろな苦労をされていると思いますが、ドラマを楽しみにされている方々のために、お互いに、そしてともに頑張って参りましょう。最後に、「おかえりモネ」は5月17日放送スタートです。ご覧いただければ幸いです。


私の新人時代

TOHOスタジオ㈱ プロデューサー
神戸 明

映画監督になりたくて東宝に入社し、希望通り映画製作に携われる唯一の職場の東宝映画に配属になった一年目。当時の撮影所は作品もなく閑散としていて映画斜陽の影の中にいた。テレビ局が制作する映画のほうがイケていてプライドだけ残す映画会社は後塵を拝している、そんな印象だった。ひと月程経ち市川崑監督、高倉健主演の「四十七人の刺客」の製作係の任を受けた。ワープロを使っていると「覚えないから手で書け」と古株社員に言われて「崑」の文字をよく「昆」と間違えて書いた。製作部の仕事なのかどうかも判然としない雑用を全てのパートから言いつけられてこなしていたらクランクインもしてないのに体重が激減した。特に気を遣った支度は監督の部屋のほうじ茶と、健さんの部屋のエルグレコのコーヒー。右も左もわからない癖に鼻っ柱ばかり強くて思い出しても自分でも嫌になるが、懸命にやっていたら健さんが目を留めてくださり名前を呼ばれるようになった。クレジットが一番上の人に一番下の人間が可愛がられたので嫌味を言う人もいた。「形見分けだ」と笑いながら健さんから渡された数着の古着に袖を通した時、衝撃が走った。シャツは全部腰のあたりが細く仕立ててあって逆三角形の体型にきつく絞られていた。大スターの細部にわたる努力を知った。仕上げが終わった後に会社の上司に「昭和の大監督と大スターと一緒に仕事ができたのは財産だ」と言われたが、当時はピンとこなかった。 あれから28年。島谷社長、鍋島さん、進藤さんといった作品のプロデューサー諸先輩が今でもご活躍で幾ら背中を追いかけても追いつけない。今度は世界配信の製作がイケていて日本映画はどうなんだという時代に突入してきたように思う。時流は移り変わり経歴変遷しても、駆け出しの頃の経験は思い出とともに心の中で淡く光っている。そんな風に思い返すとこれから携わる作品も未来も同じように輝くのだ、と信じたい気がしてきた。


事務局だより

◎訃報

金丸 哲也(東映)
2021年2月17日逝去


インフォメーション

◎会議の記録

3月22日(月) 17時~ 会報委員会(リモート)
3月26日(金) 18時30分~ 第7回定例理事会(東映本社8階)
4月19日(月) 17時~ 会報委員会(リモート)

◎エランドール賞新人賞 出張贈呈式の記録

3月10日(水) 20時   伊藤沙莉(渋谷・アルファエージェンシー)
3月15日(月) 15時30分 森 七菜(品川・写真スタジオ)
3月16日(火) 15時   上白石萌音(赤坂・TBS)
3月20日(土) 14時   成田 凌(六本木スタジオ)
3月22日(月) 19時   北村匠海(成城・東宝スタジオ)
3月24日(水) 14時30分 窪田正孝(CX湾岸スタジオ)
3月27日(土) 14時   賀来賢人(渋谷・アミューズ)
3月29日(月) 13時30分 浜辺美波(NTV番町スタジオ)
※贈呈式の模様は、当会と日本映画放送のホームページ上でYouTubeで、5月上旬以降、期間限定で公開予定です。

◎会議の予定

5月21日(金) 16時~ 監事会(事務局)
5月24日(月) 17時~ 会報委員会(リモート)
5月28日(金) 18時30分~ 第8回定例理事会(東映本社8階)

※総会は、6月25日(金)に東映本社にて開催予定です。

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